2020年3月11日
住宅職人の子育ての提言(遺言)初めに・生駒市注文住宅自然素材の家/幸せを生む住まい
古民家の里山 都会の田舎~奈良県生駒市高山町の注文住宅は、幸せをもたらす条件と原因が仕組まれたノン高気密高断熱の住宅・・現代民家の自然素材の家 ノンエアコン省エネ自然通気通風断熱の家!
*************** ***************
私は今から35年前の35歳の時に、大工職人でホーミースタディグループ(HSG)創設者の富田環境工学博士に出会いました。その後25年間は、講演会・セミナー・研修会などカバン持ちをしながら、日本全国各地を訪ねました。住宅環境研究者として、住宅設計者として、経営者として、親としてのあり方や生き方をその都度の教授してもらいました。『君が60歳になった時、最高の住宅プランナーになれるよ。甘いも辛いも酸っぱいも味わらないとね・・。住宅設計とは、人生設計だよ。人生ドラマの舞台づくりが家づくりなんだから・・・!』と、そんな私ももうすぐ71歳です。100歳まで現役と豪語してはいますが、今の内に師匠から伝承された住まいの環境のあり方をお伝えしていく年齢になりました。
親は子供のため、子どものためと言いながら、人生最大の投資をして家づくりのために、住宅ローンという借金をして住宅を求めています。しかし、資産計上のための投資が、幸せをもたらすための投資になることを祈ることは筋違いなことなのでしょうか?
冨田辰雄博士は、2010年(平成22年)に逝去されましたが、弟子として住まいの環境と子育て・・子供性格・・人格の形成・・運命の起点等など師匠の教えをシリーズでお伝えしていこうと思います。(宮原謙治)
幸せな子どもを育てる住宅職人の提言(遺言)
~・・当たり前の真ん中の子育て・・~
始めに・・・・
地球環境や自然環境に対しては強い問題意識を持ち、多くの関心が寄せられていますが、私たちにとって最も身近で長期間直接肌に触れる住まいの環境についてはあまり重要視されていない現状です。そのために、誤った住宅志向によってつくられた現代化住宅の弊害が表面化し、いまだ買ってないほどの、心やからだを病む人たちが増え、社会不安の要因となって来ています。
私は、住宅が構築する家庭環境(雰囲気)が、家族の心身にいかに重大な作用を持つかをさまざまな家族ドラマを垣間見ながら痛感し、住宅環境の研究を続けてきました。
その中で、特に無視できないのは、幼年期・少年期の子育てにおける家庭環境の役割です。
また、親として子育ての責任とは、学力の良否の前に、他人に迷惑をかけない子供に育てることであり、そのような子どもの性格の育てることが重要ではないでしょうか。親から、人間として学ぶことを学ばずに成長した子どもは不幸です。家庭という小社会は、ルールの理解が求められ社会の原点です。家庭や社会にあって、安心平和な生活ができなくなることを憂えるのは、悲しいことです。家庭の破綻や、社会の荒廃を未然に防ぐために、『住宅職人の子育ての提言』が、その一助となれば有難いことです。(環境工学博士 冨田辰雄・2010年没)
霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)
21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。
住まいを求めることは、人生最大の投資です。土地を求めて新築住宅を建てる人、中古住宅を求めてリフォームをする人と様々ですが、住まいを求める目的は、皆さん共通の『これからも幸せな家庭生活を楽しむこと~平穏な家庭生活の続けられること!』ですよね。
無理をしないで無難に生活できる住まいづくりを求める方との出会いを楽しみにしています。
どのような些細なことでもお気軽にご相談してください。