2020年4月15日
市街化調整区域で家を建てる❸ 生駒市高山町不動産売却・購入・注文住宅の専門店・・
市街化調整区域に土地(農地)があるのですが、新築住宅は建てられますか?
今朝、電話がありました。祖父から相続された父親所有の農地だそうです。
電話では詳しく話せませんでしたが、建てられる方法を一緒に研究しましょう・・。
さてどうなるのでしょうか?
*************** 前回の続きです。・・奈良県生駒市の場合の記事内容です。
建替えしようとする建物が線引き以前(昭和45年12月28日)の建物であるという証明(証拠)集め!
市街化調整区域に新築住宅を建てるには、(既存建築物の建替等)
①.昭和45年12月28日の以前の建物(線引き以前の建物)なら、農家でなくても可能であるということでしたね。そのためには、建替えしようとする建物が線引き以前の建物であるという証明(証拠)集めが必要です。
線引き以前の建物であるという証明は、
❶ 建物登記簿謄本
建物登記簿謄本を見てみると、新築年月日が不詳と記載が無い・・・。どうしましょう・・!
❷ 固定資産税の評価証明書
評価金額・課税金額・固定資産税額の記載は有りますが、新築年月日の記載は有りません。
いつから課税されているか記載があれば、証拠にはなりますが・・・。
こういう時は、固定資産税の名寄帳も請求してみるのも手ですね。
【名寄帳とは、その人が持っている不動産のの一覧表のことで、建物の登記がされていなくても課税された不動産があれば記載があります。】
しかし、課税年月日の記載があればいいのですが・・・記載無しが多いようです。
❸ 古い住宅地図(昭和45年12月28日以前のもの)
市街化調整区域の町の場合、古い住宅地図が発行されていない事もありますね。
❹ 航空写真航空写真(昭和45年12月28日以前のもの)
以外とわかる場合もあります。『国土地理院航空写真』で検索してみて下さい。
❺ 白地図(昭和45年12月28日以前のもの)
市役所の都市計画課などで、請求します。あればGooですね。
このような方法で、線引き以前のは、建物が建っていたという証明集め(証拠集め)をして、
開発許可不要・建築許可不要の判定を行政でしてもらうことになります。
霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)
21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。
住まいを求めることは、人生最大の投資です。土地を求めて新築住宅を建てる人、中古住宅を求めてリフォームをする人と様々ですが、住まいを求める目的は、皆さん共通の『これからも幸せな家庭生活を楽しむこと~平穏な家庭生活の続けられること!』ですよね。
無理をしないで無難に生活できる住まいづくりを求める方との出会いを楽しみにしています。
どのような些細なことでもお気軽にご相談してください。