2020年5月6日

市街化調整区域に家を建てる❺生駒市高山町不動産売却・購入・注文住宅専門店

前回までは、市街化調整区域に家を建てることにできる人は、市街化調整区域に編入された線引き以前の昭和45年12月28日以前の建物の所有者と、属人性を有する人であるということでしたね。

属人性を有する人とは、市街化調整区域に家を建てられる権利を有する特定の人です。すなわち『あなたなら、住宅を建てても良いですよ!』という人のことです。

どのような人が、属人性を有する人に該当するのでしょうか?

 それは、都市計画法34条14号に該当する人などです。

➀ 農業従事者(農家住宅)・・

  地元農業委員会で、農家証明(農家であるという証明書)をもらい、奈良県土木事務所で、

  農家判定制度に基づくに『農家証明書』を発行してから、建築確認申請します。

➁ 農家の次男・三男などの農業従事者(農家分家住宅)・・

  ➀の農家住宅に加えて、建築地の官民境界明示などの測量が必要になります。

➂ 土地収用法により収用された人・・

  代替えの建築が可能です。

➃ 既得権権利を有する人

  前回❹の人です。

  昭和50年12月27日までの建築することが条件でしたので、現在は無理ですね。

➄ 既存宅地開発の土地を有する人

  この制度は、平成18年5月17日まで可能で、現在は無理ですね。

以上、市街化調整区域に家を建てられる人は、農業従事者(農家)ということになりました。 

生駒市 高山町の活性化が遠のきます・・どげんかせんといかんですね。

生駒 高山町どげんかせんといかん委員会を設立せんといかんのでしょうか(トホトホ)!

(次回に続きます)

この記事を書いた人

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。

住まいを求めることは、人生最大の投資です。土地を求めて新築住宅を建てる人、中古住宅を求めてリフォームをする人と様々ですが、住まいを求める目的は、皆さん共通の『これからも幸せな家庭生活を楽しむこと~平穏な家庭生活の続けられること!』ですよね。
無理をしないで無難に生活できる住まいづくりを求める方との出会いを楽しみにしています。

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